20代の若い時に原因不明の腹部の激痛で病院をたらい回しにされ治らず、33歳の時、海外の事故での臨死体験から命からがら蘇生し「死」と言う体験をとても身近なものと感じてから「なぜ私の激痛は病院の最先端医療では治らず鍼灸やびわ灸という東洋医学のジャンルのアプローチで完治できたのか？」と考えてきました。

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自分の店を持ってから、この18年間で数秘術や数秘学・オーラ解析機やメタトロンなどお客様達の人間関係の悩みや病気の悩みを5000件以上聞いてきましたが、この体験から「なぜ人は病むか」という長年の問いに自分なりの東洋医学的な解釈が出来るようになりました。

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現代の日本はガンやうつ病や自律神経失調症、引き籠りなどが大変多い国になっています。でも人間はある日「今日からうつ病になりました」という事は無いんです。

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東洋医学では人間を病ませる物は外邪・内邪という外的要因と内的要因に分けられます。「外邪」とは環境変化による風邪・寒邪・暑邪・湿邪・燥邪・火邪・強すぎる風(春先など)や寒すぎ(冬季)暑すぎ（夏季）などは身体にストレスを与え、「内邪」という自分の内側から湧きだす“大きなストレスフルな感情”が五臓、特に心・肝・脾に負担をかけるという事が判っています。（西洋医学的に言うと循環器系・自律神経系・消化器系を痛めます）

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病気の初期の発症時には”内側から湧きだすストレスフルな感情“が病気の大きな要因になっています。私が5000人を超えるクライアントの皆さんの話をお聞きして判ったのは「病名」が付くのは本当に最後の最後の段階であり、その前の段階で生理的な乱れが起こり（夜眠れない・体が冷える・呼吸が浅いなど）生理的な乱れを起こす不適切な行動や生活態度があり、不適切な行動を引き起こすストレスフルな感情があり、ストレスフルな感情を引き出した物は「間違った認知」であると思い至りました。

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“病気”と言う「花」を咲かせたものは実は“間違った認知”という「種」であった、という事に思い至った私は、うつ病などを発症した方達の殆どが「私さえ我慢すれば」「周囲の全員に好かれていないと私はここに居られない」という極端な認知をしがちである事に気付きました。

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普通の病院は病名が付いた後で無いと治療が始りませんが、「間違った認知」（私さえ我慢すれば・全員に好かれなければ）→「ストレスフルな感情」→「極端な行動」→「生理的な乱れ」→「病名が付く」という経過を経てしまう前に極端な認知やストレスフルな感情の段階で後戻りする手段が色々あります。

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「自分が苦しくても悩んでいても誰にも迷惑を掛けてはいけない」という“間違った認知”を“正しい”と思い込んでいると１人で抱え込んで居る限り人間はいつまで経っても自分の認知の間違いに気が付けません。「悩み相談」「カウンセリング」「占い」「レイキ」「ヨーガ」「呼吸法」「アロマテラピーや鉱物療法などの自然療法」「メタトロン（波動測定機）」などで現在の自分を客観視する事で「ストレスフルな感情や極端な行動」の時点で後戻りが可能なのです。

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自分が自分の抱えている問題とイコールになってしまっている間はその問題は解決不可能です。カウンセリングや占い・悩み相談などで自分の人生を“上の視点”から客観的に見下ろしてみたら「人間関係の被害者だった自分」は実は「その辛い体験で何かを学ばなければならなかっただけ」なのだと気付くでしょう。

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「君はここがダメなんだよね」と貴方に言ってきた上司を貴方は「ひどい人！あんなのパワハラだわ！もうこの会社には居られない」と思っていたとします。けれどカウンセリングや占いで上司の基本気質を割り出すと上司は「裏で陰口を言うのは卑怯だからしたくない、はっきり本人に言わないと本人も成長できないよね」という“デリカシー”より“正義感”が優位の外向きエネルギーの人だったと言う事が判ります。

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「自分を傷つけたと思っていた人は実は自分が思うほどひどい人間では無かった、むしろ自分を社員として成長させようとしてくれていた」という“新しい視点”と“新しい認知”が持てれば人間関係は苦しい物では無くなります。認知を変える「心理療法としての数秘術カウンセリング」のメソッドを18年かけて確立した事で　増える一方の日本のうつ病やガンや自律神経失調症、ストレスから悪化する現代病を薬以外のやり方でバランスを取り戻すという事が可能だと確信できました。

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自分に取ってのフィルター越しの世界で他人を善人・悪人と色分けするのではなく、“自分と言う色のフィルター”の不完全さや未熟さを自覚しつつ善人でも悪人でも無いありのままの他者をありのままに認めていく事が 荒れ狂う自分の心を平和にする手段です。

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人間は物質的な物に恵まれているだけでは幸福を感じられない生き物であり、2020年のコロナによる急激なデジタル化で一層自然から遠ざかっていく現代人の自律神経はますます乱されていきます。人間は母なる地球の古代の温かな海から生まれた生き物なので自然のリズムから遠く離れれば離れるほど健康ではいられないように出来ています。今後は一層心身の平和や健康を維持する事が難しい世界になっていくでしょう。

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片や日本の精神病院や心療内科は患者さんが飽和状態、薬物療法以外のやり方を選択する余裕が無い現状です。2時間待ちの10分診療と言われる現状の中で薬以外のやり方で、心のバランスを崩した方の心の整理を手伝える存在がもっと沢山必要になってきます。当協会「ホリスティック数秘術協会」でメソッドを学んだカウンセラーの皆さんが、そうしたお手伝いを少しでも担えるように、クライアントの皆様と共に成長出来るようにと当協会の設立を決心致しました。

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かつ現在のセラピー業界の課題である霊感商法やオカルト紛いの「スピリチュアル・ハラスメント」を断じて行わないカウンセラーやセラピストの育成をしていかなければならない、とも強く感じています。

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協会設立を発案・後押しして下さった先輩の皆様、「私が話を聞いてもらえて心が楽になったので私も誰かの力になりたいと思いました」とこのメソッドを受講してくれた受講生の皆様、 皆様の学びが誰かの気付きになりますように。お陰様です。　有難うございます！

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2020年 7月25日 ホリスティック数秘術協会 代表理事 中島由美子